ヒトデ(№1179)
海の厄介ものとして愛知県常滑市の鬼崎漁協が駆除したヒトデが、岐阜県大野町の山で苗木や畑を守る役目を果たしている。悪臭を放ち、鹿などの獣を寄りつかせない効果があるためだ。
駆除して天日干しにしたヒトデは、半乾きの状態やぬれると強い腐臭を放つ。乾燥させた状態だと、人にはかすかに磯の香りがする程度だが、嗅覚が鋭い獣には効き目があり、忌避剤として商品にもなっている。
岐阜県などで植林活動に取り組んでいる常滑市の中部空港会社が注目し、「忌避剤として使うため譲ってほしい」と提案した。
(11/28朝日新聞(夕刊)「「厄介もの」ヒトデ 山では守護神(臼井昭仁氏記事)」より引用)
どれくらい臭いのでしょうか。あまりに臭いのであれば人里近くでは使えないでしょう。
人間には臭わなくて、獣だけに臭うのであれば、人里近くでも使えるのでしょうけど…
でも、厄介ものが有用に使えるのは誠によいことです。
(どれくらい臭いのか一度臭いをかいでみたいです…)