千住宿(№1158)
千住宿は1625年(寛永2年)、現在の足立区千住に日光街道の宿場として誕生した。
江戸(日本橋)に一番近い宿場。
千住宿の成り立ちや発展を語る上で欠かせない千住大橋。1594年(文禄3年)、江戸と北関東・東北を結ぶ陸路を整備するために、隅田川に最初に架けられた。物流が一気に活発化し、その橋の先に生まれたのが千住宿だった。
橋には、戦国武将の伊達政宗が木材として寄進した「高野槙(こうやまき)」が使われたと言い伝えられている。実際に2003年、都の川底調査で江戸時代の橋杭3本が見つかった。橋の下へ向かうと、橋杭が眠る位置を示した三つのブイが川に浮かんでいる。
旧日光街道の7.2メートルの道幅は江戸時代からほぼ変わらない。
旧道から脇道に入ると朱塗りの門が見える。1260年創建の勝専時だ。千住の地名の由来に
といわれる木造千手観音立像(非公開)が安置されている。
(7/18朝日新聞 ぶらりぶらり「千住宿 江戸で最大 開宿400年の面影(波絵理子氏記事)」より引用)
生まれは台東区下谷ですが、育ちは足立区千住です。
橋の杭は、かすかに聞いた記憶がありますが、三つのブイは今度、散歩の折に見てきたいと思います。
旧道の道幅が江戸時代と変わらないと聞くと、その当時を身近に感じることが出来ます。
地味なエリアですが、近年、江戸時代の絵画が見つかったとか足立姫の伝説とかで歴史的にも興味を持ち始めています。そして、今年は開宿400年となります。