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DAN-eニュース(№1160)

あくび(№1160)※弊社HPが新しくなりました。ぜひ一度ご覧ください。

あくびがどうして出るのか、実ははっきり分かっていない。

「覚醒」に効果があるとは考えられている。脳の視床下部にある「室傍核(しつぼうかく)」というところが反応の開始地点。

あくびには休眠に入るスイッチのような役割もあると考えられている。今にも眠りそうなときにもあくびは出る。

あくびにはもう一つ、体の不調を自分や他の人に訴える「警告」の役割もあると考えられている。脳卒中などの重い病気の前にも出ることがあるから、眠くないのに、あくびが止まらない時には要注意。

ちなみに、あくびで血中の酸素濃度はほとんど変わらない。

あくびは他の人にうつる。動物では、人間からイヌ、チンパンジー同士などでうつる。

あくびを取り上げた文章を読むだけで伝染することが知られている。

(7/19朝日新聞 be on Saturday DO科学「あくびが出るのはなぜ?覚醒や体への「警報」動物にもうつる(埼玉県の方からの質問)(取材協力=日本保健医療大学 鈴木郁子教授、構成=竹野内崇宏氏)」記事より引用)

あくびのメカニズムがはっきり分かっていないというところに驚きました。

確かに、気持ち悪いときにもよく出ます(吞み過ぎの時…)ので、体からの「警報だ!」というところにもご留意ください。

呑み過ぎで気持ち悪い時、「あくびをして血中酸素濃度を上げて回復力を高めよう!!」などと勝手に考えていましたが、こちらも間違い。血中酸素濃度は変わらないということです。