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発酵性食物繊維(№1118)
腸内環境をよくすること、そのためには、多様な細菌を腸内で生かしておくことが大切。その細菌のエサになるのが食物繊維です。
最近、注目されているのは「よく発酵する食物繊維なのか」という点。
この「発酵」とは、腸内細菌がエサを利用して代謝物をつくること。それが人間にとって良い場合は「発酵」、悪いときは「腐敗」と呼びます。「発酵食品(納豆やヨーグルトなど)」と、「発酵性食物繊維」とはまったく別ものです。
高発酵性食物繊維を含む主な食材には、豆、イモ、穀物、キノコ、ゴボウといった野菜、キウイ、リンゴなどの果物があります。
【「発酵性食物繊維」を多く含むもの】
・ 押し麦(蒸した大麦を圧搾・乾燥したもの:広辞苑第六版)
・ 大麦
・ 全粒粉
・ 小麦ブラン(小麦ふすま)
・ オートミール(オーツ麦)
・ 蒸し大豆
・ ゆで大豆
・ ゴボウ(ゆで)
・ オクラ(ゆで)
・ きな粉(全粒)
(9/27朝日新聞Reライフ人生充実PROJECT「腸の元気に 発酵性食物繊維(Reライフプロジェクト・南宏美氏とライター・橋本聡氏担当、京都府立医科大学大学院 内藤裕二教授が「読者会議」メンバーの質問に答える。)
「腸内細菌が人間に良い代謝物をつくる食物繊維を食べる」という理解をしました。
例示の「全粒粉」と言えば「何」の全粒粉か世の中的には決まりがあるのかと思いますが(広辞苑第六版には「小麦などを…」と書かれています。)知りませんし、「小麦ふすま」は調べましたが「小麦をひいて粉にした時に残る皮の屑。(広辞苑第六版)」となっていました。
「人間に良い代謝物をつくる食物繊維」を知る前に、食材の名称の難しさを感じました。(私だけかも知れませんが…)
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