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DAN-eニュース

魔女の雑草(№884)

 

ストライガ…ハマウツボ科の寄生植物。こぼれた種子が、寄生相手の農作物が近くに育つまで待ち続ける。寄生相手の作物が土の中へ出す物質「ストリゴラクトン」を感知すると発芽し、すぐに根を伸ばして作物の根に取り付き、養分や水分を奪うようになる。1か月余りで赤紫色の花を咲かせる。農作物に甚大な被害を与える。米科学誌サイエンスが、世界の食料安全保障に対する七大脅威の一つとして注意喚起したこともある。

 

対策の一つが「自殺発芽誘導」という手法。作物を育てる前の畑に人工のストリゴラクトンをまき、寄生相手がいない状態でストライガの種子を発芽させ、枯らしてしまう。だが、コストがかかりすぎる。

防除について、日本から貴重な研究成果の発信が続いている。

 

<神戸大農学研究科の杉本幸裕らのチーム>

簡素な構造の人工ストリゴラクトン「T-010

 

<名古屋大トランスフォーマティブ生命分子研究所の土屋雄一朗特任准教授らのグループ>

ストライガが持つストリゴラクトンの受容体に注目して研究を進め、優れた発芽刺激活性を持つ物質「SPL7」を作り出した。小さじ1杯を琵琶湖全体の水に溶かしたくらいの濃度で、ストライガを発芽させることができるという。

3/23朝日新聞 科学の扉「「魔女の雑草」退治せよ 作物に寄生 被害のアフリカで自滅作戦(米山正寛氏記事)」より引用)

 

搔い摘んだ引用では解りづらいと思いますが、これからの食糧事情に向けて、いろいろな研究がされているのですね。

しかし、寄生して相手の植物を枯らしてしまう植物があるとは知りませんでした。世界的に大被害になっているようです。

すばらしい技術が世界を救って欲しい、心からそう願います。